水道やトイレの詰まり、水漏れの修理工事や害虫駆除などを依頼する際に、インターネットで検索をして業者を探すことが多いと思います。
そして、検索で上位に表示される広告サイトを閲覧すると、「修理工事1000円~」などとあたかも表示されている安い金額で工事の依頼ができるかのような文言が並びその表示を信じて、実際に依頼をすると数十万円~100万円近い高額な代金を請求される被害が多く発生しています。
このようなトラブルの事例は、国民生活センターでも注意喚起がなされています(https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20181220_1.pdf)
思いもよらない高額な請求をされた場合、事後に振り込み入金するなどとその場で即時に支払わないようにする対応が大事になりますが、仮に代金を支払ってしまった場合にはクーリング・オフによる返金が可能な場合があります。
クーリング・オフには原則として契約日から8日間の期間制限がありますので速やかな対処が必要です。
当事務所でも代金支払い後、速やかな対応を行ったことにより、交渉や訴訟提起により返金を受けることができた事案が存在します。
このような被害に遭われた際には、すぐに最寄りの消費生活センターに相談されるか、弁護士に相談されることをお勧めします。